ドイツのワインで美味しいらしい!でもドイツといえばやっぱりビールのイメージが強すぎて何が美味しいかわからないな…どう選んだらいいんだろう?
この記事を読んでいる人はそんな話を聞いて興味を持ったのではないでしょうか。
でも実際、どれが美味しいか、どう選んだらいいか、ワインに関する知識が多くてわからないという悩みはありませんか?
この記事はそう考えているあなたにおすすめです。
確かにドイツはビールで有名ですが、評論家の間でドイツのワインは非常に高い評価を受けています。
またドイツはその気候から白ワインで有名ですが、赤ワインの美味しい産地でもあります。
こうしたワインに出会いたい人は、正しい選び方をすれば飲む人に合ったドイツワインに出会うことができます。
今回はそんなドイツワインのおすすめや選び方、さらに豆知識を紹介します。
ドイツワインに興味がある人におすすめです!
一緒に美味しいワインを選んでいきましょう!
目次
外さない!ドイツ産ワインの選び方
ブドウの品種で選ぶ
ワインの原料であるブドウは品種によって味や香りなどにそれぞれ特徴があり、そうした特徴はワインにも反映されます。
なので、ブドウの特徴を知るとワインの特徴を知ることがで、自分に合ったワインを選びやすくなります。
特にドイツらしいワインを味わいたい方は赤ワインならシュペートブルグンダー(ほかの地域ではピノノワールと呼ばれている)、白ワインならリースリングがおすすめです。
ピノノワール
このブドウは作り手や気候の影響を受けやすく、特徴は様々です。
しかし、一般的にこのブドウから作られるワインは渋みが少なく酸味が強く、イチゴやチェリーのような香りがし、フルーティな味わいです。
鶏肉を使ったたんぱくな肉料理との相性が良いです。
渋みが少ない飲みやすくフルーティなワインを飲みたい方やあっさりとした肉料理が好きな人におすすめ!
リースリング
画像引用元:家ワイン
このブドウから辛口から甘口まであらゆるタイプの白ワインやスパークリングワインが作られます。
鋭い酸味とフレッシュな果実感、芳醇な味わい、さらに熟成後ははちみつのような香りを漂わせるのが特徴です。
このブドウを使用したワインは和食、特にお寿司や照り焼きソースがかかった肉料理などとよく合います。
和食に合わせる白ワインが飲みたい人、気になる人におすすめ!
産地で選ぶ
場所によって気候条件や土壌が異なるため、ブドウの特徴が変化します。
そしてブドウの特徴が変化する事で、ワインの特徴も変化します。
なのでその産地について知る事でその地域で作られるブドウ・ワインの特徴を知る事ができ、自分に合ったワイン選びができるようになります。
今回の記事ではおすすめのワインを紹介する時に、産地の特徴を説明していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
好きな料理のタイプで選ぶ

ワインの世界では料理との相性が非常に重要視されます。
そこで、飲む人の好きな料理から逆算してワインを選ぶ方法が有効です。
肉料理が好きな人は赤ワインがおすすめです。
また、赤ワインは「ボディ」と呼ばれるその味や香り、色、渋みの複雑さから3つに分けられそれぞれで相性の良い料理が変わってきます。
「フルボディ」は、その名の通り、味や香り、色、渋みが濃く、主張の強い赤ワインで、ステーキなどのがっつり系の肉料理によく合います。
「ライトボディ」の赤ワインは「フルボディ」とは逆の性質を持ちで、白身の肉を使った料理やサラダとの相性が良いです。
「ミディアムボディ」の赤ワインは「フルボディ」と「ライトボディ」の中間でバランスの取れたワインで、焼き鳥やすきやきなど肉料理全般と相性が良いです。
魚料理や鶏肉などあっさりした料理が好きな人には白ワインがおすすめです。
中でも白ワインは辛口の白ワインはシーフードだけでなく、和食ともよく合います。
【よりこだわりたい人向け1】格付けで選ぶ

ドイツワインのおいしさには秘密があります。
それは糖度で決められた格付けです。
ドイツには糖度で分けた4つの格付けがあります。
格付けの低い方から順に「テーブルワイン」「地酒」「上質ワイン(Q.b.A)」「肩書付上質ワイン(Q.m.P)」です。
この格付けはいくつかの厳しい基準がありそれを超えたワインのみが認められます。
特に一番上のQ.m,Pは 特定の畑のぶどうを100%使用しなくてはいけないなど厳しい審査があります。
ただ格付けが高いワインほどあなたにとって美味しいとは限りません。
ですから、この選び方はドイツのワインに飲み慣れてきた人やよりこだわりたい人の選び方です。
【よりこだわりたい人向け2】ワイナリーで選ぶ

ワイナリーはワインの生産する会社の事で、ワイナリーによってワインの特徴は異なります。
なので、ワイナリーを知ることでワインを選びやすくなります。
この記事ではおすすめのワインの紹介のところでできる限りワイナリーを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください
【必見】プレゼント用ワインを購入する時の注意点
プレゼント用のワインを選ぶときに気を付けなければならない事が2つあります。
それは「生産国」と「値段」です。
まず、生産国は大きく分けて旧世界と新世界に分けられます。
旧世界はフランスやイタリア、ドイツなど古くからワイン栽培を行ってきた生産国を指します。
一方で新世界ワインは比較的最近ワイン栽培を始めたチリ、アメリカ、日本などが該当します。
また、この生産国毎に適したプレゼントのシーンが異なります。
旧世界ワインはその歴史の深さから王道ととらえられ、フォーマルな場での贈り物に適しています。
一方で新世界ワインは旧世界のものとは対照的にカジュアルな印象を持たれるため、お世話になった人のちょっとしたお礼や友達への誕生日プレゼントに適しています。
ドイツワインはフォーマルな場でのプレゼントにおすすめ
次に値段です。
結論から言うとプレゼント用のワインは少なくとも2,000円以上が良いでしょう。niftyがおこなったアンケートによると、過半数を超える普段ワインを飲む人が1本あたりに2,000円以下かけていることが分かったからです。
なので、2,000円を超えるワインは「いつもより贅沢なワイン」という印象を与え、喜ばれるでしょう。
これを選べば間違えなし!おすすめのドイツワインの白ワイン3選
和食ともよく合う!ドイツらしいデイリーワインを探している人におすすめの『ピースポーター ミヒェルスベルク リースリング アウスレーゼ』
アルコール度数がそこまで高くなく、程よい酸味とすっきりとした味わいの白ワインで有名なモーゼル産のワインです。
すっきりとした味わいだが非常に濃厚で、熟成させるとはちみつのような香りがするリースリングを使用しており、料理ともよく合い、日本食との相性も抜群です。
ドイツらしい白ワインを飲みたい人、コスパの良い白ワインのデイリーワインを探している人、和食と合うワインを探している人におすすめ!
ブドウの品種 | リス―リング |
産地 | モーゼル地方 |
味わい | 甘口 |
値段 | 1,728円(税込) |
プレゼント用白ワインを購入した人は必見!デザートとよく合う『オルテガ トロッケンベーレンアウスレーゼ』
このワインは国内最大級の生産地で、今ドイツのワインで最も注目されている地方の一つのラインラント=プファルツ地方のワインで、ワイナリーは国内外で多数金賞を受賞しているトロッケンベーレンアウスレーゼです。
また、糖度と香りが強いオルテガを使用しているのでフルーツやはちみつの香りが濃厚で洗練された甘さが特徴で、食後酒やデザートワインに最適です。
プレゼント用に質の高いワインを購入したい方、ドイツ産の質の高いデザートワインを購入したい方におすすめ
ブドウの品種 | オルテガ |
産地 | ラインラント=プファルツ地方 |
味わい | 極甘口 |
値段 | 5,600円(税込) |
ドイツの辛口白ワインといえばこれ!『ソヴァージュ リースリング トロッケン』
ドイツの辛口白ワインと言えばこれ!との呼び声が高いのがこのワインです。
このワインの作り手であるゲオルグ・ブロイヤーは、辛口の白ワインの製造に非常にこだわっています。
すっきりとした味わいだが非常に濃厚で、熟成させるとはちみつのような香りがするリースリングを使用しており、ベトナム料理やタイ料理などスパイスを使用した料理や和食との相性も良いです。
ドイツ産の辛口白ワインを飲みたい人、 ベトナム料理タイ料理のスパイスを使用した料理に合わせたい人におすすめ
ブドウの品種 | リースリング |
産地 | ラインガウ地方 |
格付け | QbA |
味わい | 辛口 |
値段 | 2,797円(税込) |
これを選べば間違えなし!おすすめのドイツワインの赤ワイン3選
プレゼントにおすすめ!質の高いドイツ産赤ワイン『アマリエ ナーエ ドルンフェルダー Q.b.A.』
このワインの造り手であるベルンハルト・フーバーは、1948年に創業されたワイナリーですが、その歴史の浅さからは考えられないほど質の高いワインを提供しているワイナリーです。
そして今では世界トップクラスのワイナリーの一つとして数えられます。
このワインはベリー類のような香りがし、渋みが少なく酸味が力強く、フルーティーな味わいが特徴のピノノワール(シュペートブルグンダー)使用しています。
またこのワインが生産されているバーデン地方はフランスと隣接しており質の高いピノノワールの生産で有名です。
なので質の高いプレゼント用の赤ワインを買いたい人には最適なワインだといえます。
プレゼント用のドイツ産赤ワインを購入しようと考えている方、質の高いピノノワールの赤ワインを飲みたいと考えている方におすすめ
ブドウの品種 | ピノノワール |
産地 | バーデン地方 |
格付け | QbA |
味わい | 辛口・フルボディ |
値段 | 9,180円(税込) |
フルーティーなドイツ産赤ワインを飲みたい人におすすめ!『ベルンハルト・フーバー マルターディンガー シュペートブルグンダー Q.b.A. トロッケン』
このワインの造り手であるベルンハルト・フーバーは、1948年に創業されたワイナリーですが、その歴史の浅さからは考えられないほど質の高いワインを提供しているワイナリーです。
そして今では世界トップクラスのワイナリーの一つとして数えられます。
このワインはベリー類のような香りがし、渋みが少なく酸味が力強く、フルーティーな味わいが特徴のピノノワール(シュペートブルグンダー)使用しています。
まだこのワインで使用されるブドウは若い樹齢のブドウの木を使用し1年以上熟成させているので味が非常に繊細でふくよかなミディアムフルボディの赤ワインに仕上がっています。
こうした質の高さからフランスのブルゴーニュ地方の赤ワインにも引けを取らない質の高い赤ワインとしてこの赤ワインは有名です。
フランスワインに引けを取らない質の高いドイツワインを飲みたい方、フルーティーな赤ワインを飲みたいと考えている方におすすめ
ブドウの品種 | ピノノワール |
産地 | バーデン地方 |
味わい | 辛口・ミディアムフルボディ |
値段 | 4,590円(税込) |
ペーター&ペーター ピノ・ノワール
このワインは国内最大級の生産地で、今ドイツのワインで最も注目されている地方の一つのプファルツ地方のワインで、数々のワイン漫画でも紹介されて有名なワインです。
このワインはベリー類のような香りがし、渋みが少なく酸味が力強く、フルーティーな味わいが特徴のピノノワール(シュペートブルグンダー)使用し、 フランスのブルゴーニュ地方の赤ワインにも引けを取らない質の高い赤ワインと呼ばれています。
コスパのいいドイツ産赤ワインのデイリーワインを飲みたい方におすすめ
ブドウの品種 | ピノノワール |
産地 | プファルツ地方 |
味わい | ミディアムボディ |
値段 | 1,717円(税込) |
おすすめのドイツワイン6選!選び方や豆知識も紹介まとめ
今回はドイツ産の選び方やお勧めを紹介しました。
ドイツ産のワインを購入したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
あなたのワインライフが豊かになることを願っています。