「辛口白ワインを買いたいけど、どう選べばいいんだろう…でも買うからには絶対に美味しいものを選びたい」
と思ったことがある人は多いと思います。
そこで今回は、辛口白ワインの選び方とおすすめを紹介します。
この記事は辛口白ワインが好きな人・飲みたい人におすすめになっています。
目次
自分に合った辛口白ワインの選び方
ブドウの品種で選ぶ

ワインの原料はブドウですが、そのブドウにも多くの種類があり、味や香り、酸味、渋みなどその特徴はそれぞれ違います。
なので、ブドウの品種の味や香りなどの特徴を知ると、自分の好みにあったブドウを知ることができ、自分の好きなワインを選びやすくなります。
今回は代表的な3品種を紹介します。
シャルドネ(シャブリ)

引用元:エノテカ
白ワインとして使われるもののうちで最も有名な品種です。
フルーツのアロマの香りが特徴的です。
中でもフランスのボルドー地方のシャブリ地区で作られる白ワインは「シャブリ」と呼ばれファンが非常に多いです。
コルテーゼ

引用元:Terroirum
イタリア北部を代表するブドウです。
グレープフルーツなどのフルーティな香りとさわやかな酸味が特徴的です。
リス―リング

引用元:ドイツワイン
ドイツなどの冷涼な気候の土地で生産されています。
ぺトロールという香りが特徴的で、酸味が豊かでさわやかな味です。
辛口から甘口まで幅広く使われています。
産地で選ぶ

産地もワイン選びの重要な要素です。
なぜなら、産地によって気候やその土壌の影響を受け使われているブドウの品種に特徴(上で述べたように品種によって味や香りなどの特徴があります)があります。
また、品種は同じでも気候などに影響を受けてワインに風味や香り、味などに異なる特徴が出ます。
なので、ブドウの品種と同様に産地の特徴を知ることで、その土地のワインの特徴がわかり、自分の好みに合ったワインの産地が分かります。
そして結果として、自分の好きなワインを選びやすくなります。
フランス

フランスにはワイン作りで有名なボルドー地方とブルゴーニュ地方の2つの大きな拠点があります。
また、フランスには「AOC」というワインの質に関する独自の法律があるため、どのワインも質が高いのが特徴です。
フランスのワイン生産地は主にボルドー地方とブルゴーニュ地方に分かれますが、白ワインはブルゴーニュ地方のものが有名で、基本的にシャルドネが使われます。
そのため、 フルーツのアロマの香りが特徴です。
イタリア

南部の温暖な地中海性気候から北部の冷涼な気候までワイン作りに適した気候がイタリアにはあります。
そのため、栽培されるブドウの種類も多様です。
特に白ワインはカジュアルさがあり国内外のファンに多いです。
ミネラル感に富み、香りが豊かな「カヴィ」やシチリア州では海に囲まれていることもありシーフードとよく合うすっきりした白ワインが有名です。
ドイツ

ドイツワインのほとんどは白ワインです。
甘さと渋みのバランスがよく果実感を感じられるものがおおいです。
ほとんどのドイツワインが複数の品種をブレンドしたものでなく、1品種から作られています。
予算・相場で選ぶ

普段飲むデイリーワインなら1,000~2,000円前後が相場です。
また、贈り物やちょっとした贅沢のためのワインなら3,000~5,000円前後がいいでしょう。
なぜなら、niftyのアンケートで多くの普段ワインを飲む人が1本あたりに1,000~2,000円かけていることが分かったからです。
なので、3,000円以上のワインは「いつもより贅沢なワイン」と感じるはずです。
相性の良い料理で選ぶ

ワインを選ぶときのもう1つの基準は「好きな料理」です。
なぜなら、ワインの世界では料理との相性が重要視されているからです。
そこで、贈る人の好きな料理から逆算してワインを選ぶ方法が有効になってきます。
辛口白ワインに相性の良い料理は和食やシーフードです。
中でも白身魚の料理は相性が抜群です。
安くて普段飲みに最適!予算1,000~2,000円前後のおすすめの辛口白ワイン3選
貝の料理が好きな人におすすめ!『フォンタナフレッダ ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ』
名門ブランド『フォンタナフレッダ』が作ったワインで、名前の「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ」は「カヴィ村で作られたカヴィワイン」という郷土愛の深いワインになっています。
パスタや甲殻類、貝類を使った料理が好きな人におすすめです。
なお、カヴィ村があるピエモンテ地方の2,000年以降の当たり年は「2008年、2007年、2006年、2005年、2001年、2000年」です。
産地 | イタリア |
品種 | コルテーゼ |
相性が良い料理 | パスタ、甲殻類、貝類 |
値段 | 1,760円(税込) |
このワインの口コミ
良い意味でクセが無くサラッと流し込み味わえます。
以前ジョリーパスタで提供されており、探していました。
今ではリピが欠かせません。
引用元:アマゾン
(和訳)
このワインはフルーティで花のアロマの香りがしますが、私はあまり好きではありません。
長時間、ドライで苦い後味が残るからです。
引用元:Vivino
(和訳)
美味しかったですが、少々値段が高いです。
ほかのガヴィ・ディ・ガヴィが手に入らなくて、だれかにおごってもらってもらえるなら飲みます。
引用元:Vivino
シーフードやクリーム系のパスタが好きな人におすすめ!『ディーキン・エステート・シャルドネ』
フルーティな香りと味がし、柑橘系なさわやかな酸味がこのワイン特徴です。
シーフードやクリーム系のパスタが好きな人にこのワインはおすすめです。
産地 | オーストラリア |
品種 | シャルドネ |
相性が良い料理 | シーフードやクリーム系のパスタ |
値段 | 1,610円(税込) |
このワインの口コミ
メロンの香り! 飲んだ感じは、香りより渋さを感じる〜 見た目20代だけど、中身は大人みたいな笑
引用元:Vinica
うーん普通の白かな? 会社の忘年会の前に立寄ったワインバーにて 正直たいしてうまくない
引用元:Vinica
リンゴとシトラスの爽やかな香り。
軽やかな足取りを感じる。 香りとはまた違い、中盤に旨味のピークがあり、思いのほかドッシリとしている。
滑らかな舌触り。
フィニッシュは長くはない
引用元:Vinica
シーフードや和食とよく合う!『ドメーヌ・デ・マロニエール シャブリ』
シャブリはフランスのシャブリ地区で取れるシャルドネという品種を使ったワインです。
日本人好みのワインとしても評価されています。
このワインは特にシーフードや和食が好きな人におすすめです。
なお、シャブリ地区があるブルゴーニュ地方の2,000年以降の当たり年は「2014年、2010年」です。
産地 | フランス |
品種 | シャルドネ |
相性が良い料理 | シーフードや和食 |
値段 | 2,044円(税込) |
このワインの口コミ
我が家の常備ワイン
気軽でお手頃なシャブリ、この値段なら満足で、無くなれば買い足しています。
和食全般、お刺身にも合うので、正月料理に日本酒飽きた時は絶対これ^^
引用:楽天
ま、確かにシャブリっぽい味はします。
が、なんというか、2000~3000円以上のシャブリのような、普通の白にはないミネラル感が旨くて最後まで止められない、というにはほど遠く、どうも辛さがかなり残る感じです。
引用:楽天
このワインは値段なりに美味しいシャルドネだと思うのですが、シャブリらしく無いと思います。
シャブリらしいミネラルを感じませんし、ただの美味いシャルドネです。
引用:楽天
プレゼントやちょっとした贅沢に!予算3,000円~5,000円のおすすめの辛口白ワイン3選
スパイスの効いた料理と合う!『リースリング Q.b.A. トロッケン』
ドイツのワインの中でも評価の高いワインの1つで、フレッシュな酸でさわやかな味が特徴です。
このワインはベトナム料理やタイ料理などスパイスを使用した料理や和食が好きな人におすすめです。
産地 | ドイツ |
品種 | リースリング |
相性が良い料理 | ベトナム料理やタイ料理、和食 |
値段 | 2,662円(税込) |
このワインの口コミ
(和訳)
上海で中華料理と一緒に食べました。バランスがよく飲みやすかったです。
引用元:Vivino
(和訳)
パイナップルやアプリコット、白スグリ、ミネラルを感じるが、酸味はそれとはちょっと合わない。
値段に見合わないと思う。
引用元:Vivino
(和訳)
酸味があって妙に甘かった…不思議だ…
引用元:Vivino
牡蠣との相性抜群!『ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ』
このシャブリの特徴は2002年からビオディナミという占星術を基に栽培されている点です。
そのため、ほかのシャブリとは一線を画しており、評価も高いです。
このワインは牡蠣などのシーフードや和食が好きな人におすすめです。
なお、シャブリ地区があるブルゴーニュ地方の2,000年以降の当たり年は「2014年、2010年」です。
産地 | フランス |
品種 | シャルドネ |
相性が良い料理 | 牡蠣などのシーフードや和食 |
値段 | 5,378円(税込) |
このワインの口コミ
レモンやライムの香りが強いが、酸味は強すぎず適度で余韻もあり果実感とまとまっていて、美味しい。さすが。
引用元:Vinica
ヴァンサンドーヴィサ 極普通のシャブリ
引用元:Vinica
香りにちょっと雑巾臭があるだけでワインは素晴らしく、甘く熟成しています
引用元:Vinica
軽めの肉料理が好きな人向け!『ロンガリーヴァ・グラミネ』
このワインに使われているブドウは「ピノ・グリ―ジョ」とイタリアで呼ばれ、一般的には「ピノグリ」と呼ばれています。
ほかのブドウの品種のワインよりも濃い色で、はっきりとした味がいんしょうてきです。
また、熟したリンゴのような果実感で、酸味がちょうどよくコクの深いのがこのワインの特徴です。
このワインはステーキほどがっつりしていない、肉じゃがやチキンのトマト煮のような軽めの肉料理が好きな人におすすめです。
産地 | イタリア |
品種 | ピノ・グリージョ |
相性が良い料理 | 軽めの肉料理 |
値段 | 3,588円(税込) |
このワインの口コミ
淡いサクラ色。
香りは爽やかで酸味を感じるが、口に含むと、穏やかで柔らかな程よい甘味。
青リンゴのような風味はリースリングを思わせる。
いちじくみたい。
引用元:Vinica
行きつけのイタリアンで知人のソムリエさんとのコラボ会に無理やり誘われて出席(^_^;)。
魅力を感じずです(^_^;)、
引用元:Vinica
銅色に輝くワイン 渋みはほとんどなく、少し物足りない
引用元:Vinica
【さらにこだわりたい人向け】『当たり年』を考える!

ワインの主な原料はブドウです。
気候などのさまざまな影響からブドウの質は毎年変わります。
そしてブドウの質によってワインの「でき」も変わってきます。
今回は主要な国ごとに最近のワインの質がいい「当たり年」をまとめました。
ボルドー地方(フランス) | 2015・2014・ 2010 |
イタリア | 2015・2012・ 2011 |
スペイン | 2012・2011 |
ドイツ | 2015・ 2012・ 2011 |
一歩進んだ美味しいワインを飲みたい方はこちらもぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は辛口白ワインの選び方とおすすめを紹介しました。
辛口白ワインが好きな人・飲みたい人におすすめの参考になれば嬉しいです。
あなたのワインライフが有意義なものになる事を願っています。